例題に入る前に(素振り的なこと)
C++では、下記のプログラムを何度も打ちこむことになります。
#include <iostream> using namespace std; int main(){ }
お決まりのプログラムなので、とりあえず覚えておくとこの後がスムーズです。
内容はおいおい覚えればOKです。
(私は覚えが悪いので、とりあえずこの部分だけ20回ぐらい打ちこんで暗記しました。野球の素振り的な感じです。)
補足
上記のプログラムの簡単な説明です。覚えなくても、この後例題を解いていくと、自然と頭に入っていくはずですが、参考までに。
#include <iostream>
この部分はプログラムの入出力に関する記述です。
これを記述することで、キーボードから数字や文字を打ちこんだり、
プログラムで計算した結果を、画面上に出力したりすることができます。
ちなみにプログラム内で入力をするための記述は cin 。
出力をするための記述は cout です。後ほどたくさん出てきます。
cinやcoutは標準入出力と呼ばれます。
特に覚えなくてもいいですが、参考書などを見ているとよく出て来ますのでなんとなく頭の中に入れておくといいです。
この部分は一般的に、
C++の入出力演算子を使うために、iostreamヘッダをインクルードする
というような言い方になります。
#サイトや参考書によっては
簡単に言うと昔のC++の表記です。
ここでは
using namespace std;
詳しくは書きませんが、この部分を書かないと、
例えば、
cout << "Hello, world!" << endl;
というプログラムを、
std::cout << "Hello, world!" << std::endl;
と書くことになります。
どちらでも問題無いですが、多くの入門書では using namespace std; をつけているようですので、ここでは記述する方向で統一したいと思います。
入門書以前の段階では、前の #include <iostream> と合わせて"おまじない"のようなものと思って、書いておくといいかと思います。
int main(){}
この部分はプログラムの実際の処理をする部分です。
{}の中に文字を書く命令や、計算する命令プログラムを書いていきます。
詳しくは例題で記述していきます。
例題に入る前に以上のプログラムを書き慣れておくと、いろいろスムーズです。